7.新潟舞茸エキス 
 

本品は、栽培法に改良を加え舞茸の持つ抗変異原性を大幅に向上した高度抗変異原性舞茸の菌糸体を、熱アルコール水によりエキス抽出をおこない粉末状に加工したものです。医学的な多くの治験例によりマイタケは茸類の中でも生理効果が特に強いことが知られています。「新潟舞茸–NG」は、石坂きのこ組合(新潟県南魚沼郡塩沢町)と当社の共同開発により生産されたもので、抗変異原性のきわめて高いことがin vitroのエームス法による測定で明らかになっています。一般市販品に比べて抗変異原性力価は50%向上しています。 抗変異原性とはDNA(遺伝子)の損傷・暴走を阻止する機能のことで、植物・動物はこれにより正常な発育・繁殖を続けることができます。抗変異原性の高い食品を摂取することにより癌の発生が予防されますので、このような食品を積極的に摂取することは極めて有意義なことです。エームス法とは、発癌イニシエーション(初期段階)における食品の持つ癌予防能力を、サルモネラ菌のトリプトファン誘導体Trp−P2による突然変異率を測定することにより算出するもので、学術的に認められた抗変異原性測定法です。エームス法によって各種の茸の抗変異原性を測定した結果を次の図でしめします。一般市販品Y舞茸の力価を1.0として比較しています。圖から明らかなように、新潟舞茸NGは市販品に比べ力価が50%向上していることが立証されました。本図では、一般市販舞茸、新潟舞茸、シイタケ、霊芝、アガリクスの5種を比較しています。

成分規格

性状                     薄黄色粉末

 たんぱく質              10.0––15.0 %

 脂質                     0.5–– 2.5 %

 繊維                           0 %

 糖質                    55.0––77.0 %

 水分                       8.0% 以下

 灰分                     5.0––20.0 %

 
 

表へ